金閣寺2公演目

昨日は雪、あんまり積もらなかったけど結構降ったなあ。雪の日にでかけるのは北国に来たみたいでワクワクする。
そんなわけでワクワクしながら行ってきました、金閣寺2月11日昼公演。


前回は3階6列、今回は3階1列。やったー前進したーと思ったら、3階1列、手すり邪魔すぎ…ちょっと殺意を覚えるレベルだった。双眼鏡をのぞくとちょっと手すりからずれて見れることに気付き、結局かなり野鳥の会でした…いいんだもん、表情がちゃんと見れたもんね!


観ててすごく苦しくなる舞台だけど、観てる方も溝口と一緒にグルグルしてきて、観終わってちょっとホッとした後にまた観たくなるという、中毒性のある舞台でした。でもやっぱり連続では観れないなと思いました…

剛くんは本当に凄かった。片時も「V6の森田剛」とは思えなかったです。あ、胡坐のときやりづらそうだった時ちょっとだけ剛くんを感じました(笑)
新しい剛くんをまた発見できて、この舞台を観れて本当に良かったです。

NHKが推してくれてるっぽいので、芸術劇場(番組名)で放送してくれないかなーって思って調べてみたら、神奈川芸術劇場でやった別の舞台を放送するじゃないの…!ちょ、ちょっとNHKさん是非お願いしますー!!


明日からはZORROの世界に戻ります。まだまだ金閣寺の、溝口の世界でウロウロしていたい気もしてちょっと寂しいけど、明日観たら「ゾロさまー☆」になってると思います。気持ちを切り替えて楽しもー!


以下金閣寺の好きポイント、ネタばれ編。


金閣寺を初めて観た溝口の「チーン」が面白かった(笑)だんだん体ごとぐいーんって曲がってくのがかわいい。
・寺の毎日の日課を繰り返される動きで表現してるのが面白かった。最初溝口がちょこまかしてるのがツボ。
・鶴川が爽やか過ぎてまぶしい…!溝口じゃなくてもあわあわしそう。シロツメクサの場面があまりに爽やか過ぎてドキドキした。鶴川と剣道をやったり、映画を観たり普通の学生のように過ごす溝口が楽しそうで泣ける。
・鶴川の「はて、絶景かな」をまねて、5日の溝口はヘロヘロな声とポーズでやってたけど、11日は「さて」って言って鶴川に「さてじゃないよ、はてだよっ!」って言われて、溝口が鶴川をバシバシ叩いてるのがかわいかった!バカップルみたいで(笑)あそこってアドリブなのかな。
・よじ登る溝口が一生懸命でかわいくて、よじ登りシーンを楽しみにしてました。
・自分の記憶力がないのが恨めしくなりますが、金閣寺に語りかける溝口のセリフが綺麗で絶望的で好き。剛くんの声に言葉がのるとゾクゾクする。うわーまた聴きたい!
・鶴川(自殺した後だからもう鶴川ではないのかな?)からカキツバタを摘む溝口の姿がちょっと切なくて好き。
・ナイフを舐める溝口。坊主頭万歳。なんですかあの色気は!!双眼鏡でしか見てません。
・煙草を吸う溝口。なんですか(以下略)
・舞台を下りて客席に座る演出は、内界から外界に出てきた溝口ということなんでしょうか。しかし隣の人ヤバいよね、突然綺麗な坊主の人が隣に座ったら!
シロツメクサとか、道ができたりとか、ライティングが綺麗だった。金閣寺炎上、すごくきれいだったなあ。何か溝口と一緒に自分も解放された気持ちになった。
・セットは基本同じなのに、長机で道ができたりふさがれたり、上から見ると動きが良くわかって楽しかったです。キャストさんが場面転換でめっちゃ動かしてて、すげー!と思った。前過ぎると多分あれがわからないのがもったいないなー3階でよかった!(と自分を慰める)


とにかくかなりツボにハマってびっくりしてます、金閣寺。原作も読んでみたい。