猫返し神社

2010年12月16日に愛猫のきなこがベランダからいなくなりました。
お腹がふかふかで、おっとりしていて、寒くなると布団に一緒に入ってました。ちょっと鳴き声が変わってる子でした。
いなくなったのがすごくショックで、しばらく毎日のように泣いてました。どんなに楽しいことをしていても、「やっぱりきなこはいないんだ」と思うと涙が出た。
近所やきなこが行きそうな辺りにある家のポストに写真入りのチラシを入れたらわざわざ連絡をくれた人達がいて、結局きなこではなかったけど、すごく嬉しかったです。世の中捨てたもんじゃないよね。

行きそうなところは捜し回って、チラシも配って、家の周りに猫砂を撒いたりやれることは全部やったので、あとは神頼みで「猫返し神社」と呼ばれる立川の阿豆佐味天神社に10日に行ってきました。あずさみてん、と読むらしい。
境内社の「蚕影神社」は、養蚕が盛んだったころに、天敵ネズミから蚕を守る者として猫を守り神としていたそうです。


おかえり猫がいました。かわいい。マフラーは神社に来た人が巻いていってくれたそうです。やさしいなあ。

いつもより奮発してお参りして、絵馬を書いて必死に念じてきました。

表はこんなの。白にゃんこ。


今は何とか、きなこがどこかで元気でいてくれたらそれでいいのかも、と少し思えるようになりました。きなこの次にやってきた「ろく」もいてくれるし。きなこは元野良猫なので、外の方が気楽なのかもしれないし。
でも、いつになってもいいからやっぱり帰ってきてほしい。またあのふかふかお腹が触りたいよー。
きなたん、いつでも待ってるからね!